「ヒーロー文庫」の書籍・ムック
私はサキュバスじゃありません
私はサキュバスじゃありません 7
サキュバスであるリズ修業が始まった。堕天使の力を解放されたり、ヌード披露に励んだり…。大人気ムフフなコメディ最新刊! 夜の海水浴場で、自分の内に潜む堕天使の力を暴走させてしまったリズは、神界に住む堕天使のリリスや仲間であるカインたちの命懸けの奮闘によって、正気を取り戻すことができた。 「もう二度と暴走しない、そして強くなって憧れのカイン様たちと並び立つような存在になりたい!」 その一心でリズは自分の中の堕天使の力をコントロールするために、過酷な修業を開始する。 最強の堕天使であるリリスから指導を受け、堕天使の力と向き合っていくリズ。 だがリリスは文字通り天使のように微笑みながら 「地獄」のような特訓を課すのであった。 「ボッ……ボエエエエエエェェェェェェッ!?」 リリスに無理やり堕天使の力を解放されたり、無理難題を突き付けられたりと、人類最強のカインたちすらドン引きする過酷な特訓をこなしていく。 しかしリズが成長するにつれて、リリスの指導は厳しさを増していく。 「やっぱり修業は実戦が一番ねぇ~!」 リリスの軽い言葉により超高難易度SSS+級ダンジョンに放り込まれてしまい、自身の暴走する力によって死にそうになりながら、ダンジョンの強力な敵に殺されそうになりながら、師匠への恨み言を叫びながら、リズは必死に修業に励む。 そんな特訓の中、誰も想像すらできないことが起こった。 リズたちがそのSSS+級ダンジョンの奥へと進むと、そこには見たこともない世界が広がっていたのだ。 「おいでやす、鬼と悪魔の住む『地獄界』へ!」 そのダンジョンはなぜか、『神界』と対になる上位世界『地獄界』に繋がっていたのだった。 頭に角の生えた美しい『鬼』の女性ツバキに案内され、リズやカインたちは『地獄界の試練』へと挑むことになった!
- 著者名: 小東 のら 著 / 和錆 絵
- 定価:858円(税込)
- 発売月:2024年7月
察知されない最強職(ルール・ブレイカー)
察知されない最強職(ルール・ブレイカー) 15
聖都へ向かう旅で出会った老女には、恐るべき秘密が隠されていた。ドワーフの国で今、何が起きている? コミック連載も絶好調! 「ルネイアース大迷宮」とマンノームの隠れ里との攻防戦は、 いったん停戦となった。 大迷宮は大きく損傷して地中に沈み、マンノームたちもまた 自分たちのソウルと引き替えに決戦兵器を使用したために全員が昏睡状態となってしまい、 戦いを続けることができなくなったのだ。 一方、ヒカルは、最初にこの世界に降り立ったポーンドの街に戻ってきていた。 急に姿を消したヒカルに対して冒険者ギルドのメンバーは興味津々だが、 それをうまくはぐらかし、ラヴィアが住んでいた旧モルグスタット伯爵邸を探るほか、 ホットドッグを食べたり、いなせなエルフの武器工房を訪問したりと、 この地で知り合った人々と旧交を温めていた。 一方、ヒカルが「ルネイアース大迷宮」で手に入れた、 やたらと軽くて大きい不思議な盾。 ヒカルは衛星都市ポーンドでドワーフのドドロノに鑑定してもらおうとしたが、 どうやらそれは歴史ある逸品らしく、ドドロノの故郷であるドワーフの国 『刻冶鐵国』に運ぶことになった。 刻冶鐵国は、教会の総本山がある聖ビオス教導国のさらに西方にあり、 ヒカルたちとともに戦ったパーティー「東方四星」はビオスの首都である 聖都アギアポールにいるはずだった。 ヒカルはラヴィアとポーラ、ドドロノとともにアギアポールに向けて 出発するのだが、途中で、ドドロノの知り合いで同じくアギアポールを 目指す老女タリスに出会った。 タリスは海洋国家であるヴィレオセアンの出身で、海とともに生きた老女であり、 旅の道連れとしてともに聖都アギアポールへと向かうことになる。 連絡がつかない「東方四星」は心配だが、「ルネイアース大迷宮」での激戦を思うと、 のんびりした旅を楽しむつもりのヒカル。 しかし刻冶鐵国で内乱が起きているとの情報がもたらされ、 さらには老女タリスのとてつもない秘密を知ることになるのだった……。
- 著者名: 三上 康明 著 / 植田 亮 絵
- 定価:858円(税込)
- 発売月:2024年7月
傭兵団の料理番
傭兵団の料理番 18
混迷を極めたダイダラ砦の電撃戦は 『神殿』の聖人アスデルシアの介入により、収束した。 アスデルシアは自身を東緑藍と名乗り、シュリの姉であると告げた。 シュリは、六天将の一人であるローケィに襲われて致命傷を負うが、 そんな絶体絶命の状況下で、 リュウファの7人目の人格のガンリュウも刃を向けてくる。 場が混沌とする中、突然シュリに仕込まれていた魔文により、 シュリとリュイランの母親である東翠鈴が顕現した。 その場は収まったものの、ついにサブラユ大陸やそこに住まう 人間たちの秘密が明かされることになる。 一方、ダイダラ砦電撃戦の後、シュリとリルは互いの想いを確認し、 恋人同士となった。 仲間たちとの再会、さらに異世界で出会った血を分けた 姉リュイランとの交流に喜びを噛み締めるシュリだが、 彼らはリュイランからこの大陸の隠された秘密を聞くことに。 遥か昔、何が起きたのか。大陸の外にいる『敵』とは一体何なのか。 なぜ人間はサブラユ大陸に逃げ込まなければならなくなったのか。 そして、スイリンことグリィンベルバル・『ファースト』・アプラーダが 何者で、何をしたのか、全てが晒されることに。 ダイダラ砦を出て、ようやくスーニティへの帰還を果たしたシュリたち。 しかし、シュリは自分がいなくなったことによる影響を目の当たりにした。 いい加減な仕事をしていた者、仕事を投げ出した者、 それを放置した者がいて、シュリは全員を叱りつけて仕事をさせる。 さらに調理場の秩序までもが崩壊しており、ガーンを支えるように 頼んだフィンツェとミナフェがいなくなったことを聞いた シュリは、二人を連れ戻すために再び動き出すのだった。
- 著者名: 川井 昂 著 / 四季 童子 絵
- 定価:836円(税込)
- 発売月:2024年6月
小さな魔女と野良犬騎士
小さな魔女と野良犬騎士 9
魔剣レイナ=ネクロノムスとの死闘を越え 乙女の花園での戦いは最終局面を迎える。 生徒会長ウツロの一撃により外部からラス共和国の騎士達の侵入を許してしまい、 ガーデン内の空気は一気にきな臭くなり始めていた。 激怒したクルルギが釘を刺しに行くが、 風変わりで強気な騎士隊長アフロディーテは引かず、 ガーデンと騎士隊はいつ衝突してもおかしくない状況下に置かれていた。 一方、学園内にも不穏な気配が忍び寄る。 共和国の騎士達の乱入に危機感を覚えたアカシャとハイネスは、 自らの目的を果たす為にウツロの襲撃を決意、 それを阻もうとするオルフェウスと激突する。 また、授業に出席して動けないアルトに代わり、 ウツロと外敵因子の繋がりを調べようとしていたロザリンとミュウ。 二人は、両雄が争っている隙に花の塔へと侵入するが、 探索の途中でウツロに発見され戦闘になってしまう。 普段とは様子が違うウツロの猛攻に耐え切れず、 二人は塔の外まで叩き出されてしまう。 だが、異変を察知し乱入してきたアルトによって助けられる。 戦いは仕切り直しになるかと思いきや、 瘴気の影響で心身のバランスを崩し始めていたウツロは暴走、 魔剣の力を使って学園内に魔樹ネクロノミコンを顕現させてしまった。 更に同じく魔剣の力を借りて新たな身体を得た宿敵ボルド=クロフォードまで復活し、 魔樹とウツロの力を使いガーデンや女神マドエルを飲み込もうと画策していた。 魔樹と共和国騎士隊、内と外に敵を抱えたガーデンにかつてない危機が迫り、 奇妙なめぐり合わせから始まった学園生活もいよいよ佳境を迎える。 負けっ放しでは終われない意地を背負って、 アルトとウツロの最終決戦が幕を開ける。
- 著者名: 麻倉 英理也 著 / 西出 ケンゴロー 絵
- 定価:858円(税込)
- 発売月:2024年6月
十歳の最強魔導師
十歳の最強魔導師 10
美少女達がスリスリ、踊って、泣き笑い! 大人気シリーズ第10弾は人の業に迫ります。「ワタシ、殺したくてうずうずしてます」 敵対していた真実の巫女ジャニスも仲間に加わり、 フェリスたちの暮らしは賑やかさを増していた。 『探求者たち』の教団に引きこもっていたジャニスは 人間界の常識が分からず、黒雨の魔女レインに呆れられる始末だ。 そんな中、魔術史学の授業で、フェリスたちは『白銀の魔女』について教わる。 人類の歴史に何度も現れては、困窮した人々に魔導の叡智を分け与えた魔女の伝説。 古い絵画に描かれたその姿は、ジャネットが夢で見た真実の女王と同じだった。 学校生活を満喫するフェリスたちのところに、 宮殿のエリーゼ姫から舞踏会の招待状が届く。 フェリスたちが向かった王都では、貴族たちのあいだで アセンシオ商会の最新魔導具が大流行していた。 皆が新しい技術に興奮し、もっと良い時代が来ると浮かれている。 だが一方で、王都には隣国ペルラから難民が押し寄せ、治安が悪化していた。 小王国ペルラでは原因不明の病気と飢饉が広がり、多くの民が倒れているらしい。 苦しむ人々を放っておけないフェリスは、友人たちと調査のためペルラに向かう。 旅の途上で襲ってきたのは、子供だけで構成された盗賊団。 団長の少女アデリナに導かれ、フェリスたちは小王国ペルラの窮状を知る。 汚染されて枯れ果てた国土、村を蹂躙する魔獣、次々と消える住民。 真相を探るフェリスたちは、そこに隠されたおぞましい陰謀にたどり着く。 身勝手な欲望、人の業に、無垢なフェリスはなにを感じ、なにを思うのか。 そして、真実の女王は――?
- 著者名: 天乃 聖樹 著 / フカヒレ 絵
- 定価:836円(税込)
- 発売月:2024年4月
異世界迷宮でハーレムを
異世界迷宮でハーレムを 13
加賀道夫たちはルティナの一族の長老である おばば様に依頼の報告を行う。 目的地に行くことまでは叶わなかったために嫌味を言われてしまうのだが、 依頼そのものは無事完遂した。 その報酬として、道夫たちは一族が集めた資料の 置かれた書庫への立ち入りを許される。 書庫を訪れた道夫たち一行は、そこにたいした情報がないことを確認し、 せめてもの対価として一族が所有する名品である靴下の情報を取得した。 靴下を得るには、レアドロップを求めて長い間迷宮で 戦い続ける必要があるという。 おばば様の依頼を終えたことで、 特定の迷宮に縛られることのなくなった道夫。 迷宮で戦い続けることは渡りに船の話でもあった。 特定の迷宮に入る必要がなくなり迷宮討伐へと先走ろうとする ロクサーヌたちをなんとかなだめつつ、靴下を得ようとする道夫。 一階層ずつどんどんと攻略を進めていくパーティーの中にあって、 道夫は一階層ごとに着実に強くなっていく魔物に対して不安を抱き始めていた。 魔物が強くなることに合わせてこちらが成長している 時間や余裕はなくなりつつある。 一足飛びに強くなる方法が何かあるだろうか。
- 著者名: 蘇我捨恥 著 / 四季童子 絵
- 定価:792円(税込)
- 発売月:2024年4月
最強タンクの迷宮攻略
最強タンクの迷宮攻略 7
魔界での戦いを終え、アバンシアへと帰還したルードたち。 モーの問題解決のため、アモンに相談をしたところ、モーが迷宮を造れば解決できるかもしれないと分かる。 そのことをモーに伝えたところ、ルードたちが管理するということで新しい迷宮を作ってもらい、アバンシア迷宮のときと同じようにポイントを稼いでいく。 準備したポイントで最高ランクの魔物イルラを作ることに成功した一方で、予想以上にルードになついてしまっていた。 ただ、それでもモーの助けになることはでき、彼女の問題を解決することに貢献することができたのだった。 ある時、ルードたちのもとに一通の手紙が届く。 それは、ルードたちに見習い冒険者たちの指導者をしてほしいというものだった。 そして、その手紙の送り主が、かつてルードがお世話になった貴族ということもあり、ルードは快く引き受けることを決める。 ルードたちは冒険者ランクが低かったため、一度冒険者ランクをあげるために依頼を達成し、迷宮都市から迎えが来るのを待っていた。 迎えが来る日、 アバンシアにやってきたのは、ルードとマニシアがかつてお世話になったメロリアという公爵家の女性だった。 久しぶりの再会に驚きながらも、喜んでいたルードは、彼女とともに迷宮都市へと向かう。 新人冒険者たちへの指導を開始したルードたち。 問題なく、それらをこなしたルードたちはその日の夜の晩餐会に参加したのだが、そこである人物と出会った。 それは、かつて共にパーティーを組んでいた元勇者のキグラス。 彼もまた、迷宮都市にして冒険者たちの指導を行っていたのだった。
- 著者名: 木嶋隆太 著 / さんど 絵
- 定価:792円(税込)
- 発売月:2024年3月
龍馬 THE SECOND
龍馬 THE SECOND 1
坂本龍馬、京都・近江屋にて死す――。 慶応三年十一月十五日夜、暗殺者に襲撃された龍馬は、ふと気づくと、血を流して倒れている自分の姿を見下ろしていた。 「こがな光景……夢じゃ」 途方に暮れる龍馬の前に、幼馴染みの友姫が少女の頃の姿で現れる。 友姫は黄泉路の案内人であり、龍馬を死者の世界〈かくり世〉に導くのが務めだという。 しかし、志半ばで人生を絶たれた龍馬は、かくり世へ赴くことに反発。 友姫を困らせ、苛立たせるのだが……。 一方、男神スサノオは、贔屓にしている龍馬の姿が生者の世界〈うつし世〉から消えたことに衝撃を受けていた。 そして龍馬に生き返りのチャンスを与えるべく、姉である太陽神アマテラスが渋るのを説き伏せて、〈ヨモツタメシ〉を発動させることにした。 〈ヨモツタメシ〉における七度の戦いに見事勝利すれば生き返ることができ、敗北すればその時点で魂ごと消滅する――。 スサノオに提示されたその条件を、龍馬は呑んだ。 龍馬とともに戦う道を選んだのは、同じ土佐出身の志士中岡慎太郎。 道案内の役を担うのは前藩主の妹である友姫。 龍馬たちを待ち受ける〈五つの苦難〉と〈二つの試練〉とは? そして、龍馬が真に望む未来とは一体? 刀剣マニアの幕末の志士が時空を超えて『天下五剣』と出会う、ヒストリカル・バトル・ファンタジー!
- 著者名: 馳月基矢 著 / 煮たか 絵
- 定価:770円(税込)
- 発売月:2024年3月
薬屋のひとりごと
薬屋のひとりごと 15
翡翠牌の持ち主である皇族の末裔を追う中で、猫猫たちは禁書でありながら優れた医学書でもある『華佗の書』を手に入れた。 傷んだその書が復元されるのを待つうち、医官たちは抜き打ち試験を受けさせられる。 猫猫は試験に合格して養父である羅門の下で投薬実験を行うことになり、羅門から医術について学べることを喜ぶが、その実験は大掛かりであり、市井の病人たちを使うというものだった。薬が効かぬ者は、場所を移されて外科手術が行われるという。医官たちを集めて大掛かりな投薬実験が繰り返されるが、一体何のために? そして誰のために? 猫猫の疑問は、口に出すことは許されない。 他の医官たちも実験の目的に薄々気づきつつも、誰も答えをはっきり言おうとしない。やんごとなき身分のかたが病に臥されたと気づいても、それを公にすることは国を揺るがすことになると、皆が皆わかっている? そして、猫猫は復元された『華佗の書』を壬氏に見せてもらうことになるが、そこには、決して忘れられぬ名前が書かれてあるのだった。 『曼陀羅華』。朝顔に似たその植物は、とある秘薬の材料だったのである。
- 著者名: 日向夏 著 / しのとうこ 絵
- 定価:792円(税込)
- 発売月:2024年3月
異世界チート魔術師
異世界チート魔術師 16
無事にサラマンダーと契約し、さらにクエルタ聖教国での事件を 無事に解決することができた太一たち。 エリステイン魔法王国に帰国した彼らを迎えた、国王ジルマールは、 すぐさま出立してほしいと要請する。 行く先は「トウの国」。 なんとそこは、まるで日本をほうふつとさせる異国の地だった。 侍の国であり、ただの一国民も精強な者が多いという。 取って返すことを詫びるジルマールからの依頼は、 トウの国の混乱を鎮めてほしい、という。 場合によっては力づくでも構わないということだった。 その大胆な采配を受けて訪れたトウの国で、 太一たちは王太子ウジノブとともに国を旅する。 この国に混乱をもたらしているのは、第二王子のクラノシンだという。 彼は王位継承の争いのルールで禁忌と言われる兄弟殺しを 断行してしまったというのだ。 クラノシンを掣肘すれば終わりだと思っていた。 ところが徐々に明らかになっていく真実。 簡単だと思っていた依頼だったが、 そこにユグドラシルも出張ってくる。 彼女の言葉に従い、太一たちはついに全力に挑戦するのだった――。
- 著者名: 内田健 著 / Nardack 絵
- 定価:803円(税込)
- 発売月:2024年1月