傭兵団の料理番
傭兵団の料理番 21
ゼロたちの仲間で、もう一人のヴァルヴァの民であるヨンを 厳しく尋問した結果、彼ら五人との関係性が悪くなり、 城の中は険悪な雰囲気になってしまった。 この状況をなんとかしたいとシュリは思うものの、 ゼロたちもガングレイブたちも自分は悪くないと思っているため、 どうしようもない。 ゼロたち四人にヨンも交えて話をするうちに、 ついに彼らヴァルヴァの一族の悲願が判明する。 それは、リュウファの中に存在する七人目の人格、 ガンリュウを抹殺することだった。 そしてヨンたちはわだかまりも消え、 シュリにヴァルヴァの里に来てほしいと言って去っていった。 息つく暇もなく、ミナフェとフィンツェの問題を片付けるべく忙しく動くシュリ。 ミナフェたちが職場に戻ってきて問題は解決したかと思ったが、 なんと二人の神殿騎士が城に侵入して、騒ぎとなってしまう。 その二人、ニアナとサラヴィは元はスーニティの領民であり、 クウガに弟子入りさせてほしいと言う。 クウガとシュリは、ニアナたちには何やら隠し事があると察したのだが、クウガが二人を弟子にすることになり、また新たな問題が持ち上がるのだった。
- 著者名: 川井昂 著 / 四季童子 絵
- 定価:814円(税込)
- 発売月:2025年8月
- ISBN:978-4-07-462404-1
- 発行:イマジカインフォス
- 発売元:主婦の友社
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