異世界迷宮でハーレムを
異世界迷宮でハーレムを 13
加賀道夫たちはルティナの一族の長老である おばば様に依頼の報告を行う。 目的地に行くことまでは叶わなかったために嫌味を言われてしまうのだが、 依頼そのものは無事完遂した。 その報酬として、道夫たちは一族が集めた資料の 置かれた書庫への立ち入りを許される。 書庫を訪れた道夫たち一行は、そこにたいした情報がないことを確認し、 せめてもの対価として一族が所有する名品である靴下の情報を取得した。 靴下を得るには、レアドロップを求めて長い間迷宮で 戦い続ける必要があるという。 おばば様の依頼を終えたことで、 特定の迷宮に縛られることのなくなった道夫。 迷宮で戦い続けることは渡りに船の話でもあった。 特定の迷宮に入る必要がなくなり迷宮討伐へと先走ろうとする ロクサーヌたちをなんとかなだめつつ、靴下を得ようとする道夫。 一階層ずつどんどんと攻略を進めていくパーティーの中にあって、 道夫は一階層ごとに着実に強くなっていく魔物に対して不安を抱き始めていた。 魔物が強くなることに合わせてこちらが成長している 時間や余裕はなくなりつつある。 一足飛びに強くなる方法が何かあるだろうか。
- 著者名: 蘇我捨恥 著 / 四季童子 絵
- 定価:792円(税込)
- 発売月:2024年4月
- ISBN:978-4-07459483-2
- 発行:イマジカインフォス
- 発売元:主婦の友社
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