転生少女の履歴書 13

転生少女の履歴書

転生少女の履歴書 13

アランを追ってベイメール王国にやってきたリョウは無事にアランと再会。 晴れて恋人同士となった二人は気の向くままに ベイメール王国を旅することになった。 旅の途中で弱々しい老人だけの山賊に遭遇する。 事情を聞くと、どうやら横暴な領主に働き手をとられて畑も耕せず、 生活に窮しているということだった。 話を聞いたリョウはその農村に手を貸すことに決めて、 アランと移住することにした。 リョウはとある秘策で村の食料事情を改善し、 村人達からは『お嬢』と言われて慕われるようになった。 しかし、領主から若者を取り返さない限り村に村未来はない。 リョウとアランが移住した村に、どことなく偉そうな銀髪の男がやってくる。 男はリョウたちと似たような特徴を持つ若い男女の二人組を探しているらしい。 だが、ハイダルはリョウの顔を見て自分の探し人ではないと告げる。 ほっとしたのも束の間、 男は自分がベイメール王国の第七王子ハイダルだと語った。 ハイダルはもうすぐ始まる王位継承戦のために、 リョウとアランを自分の手駒である十二星柱に入らないかと誘ってくる。 リョウもハイダルの力を利用し、領主の横暴を止められないかと画策する。 そうしてハイダルと共に、領主のいる街にまで向かうことになったリョウとアラン。 その旅の中で、リョウは、もっと触れ合いたいという 今までになかった気持ちが芽生え始める。 リョウと夜を同室で過ごすことを避けていたアランだったが、 リョウの気持ちを知って、とうとう同じ部屋で一晩明かすことになるのだった。

  • 著者名: 唐澤和希 著 / 桑島黎音 絵
  • 定価:814円(税込)
  • 発売月:2023年9月
  • ISBN:978-4-07-456310-4
  • 発行:イマジカインフォス
  • 発売元:主婦の友社

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著者情報

唐澤和希 著
桑島黎音 絵

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