南条翔は其の狐の如く3

南条翔は其の狐の如く

南条翔は其の狐の如く3

半妖となった高校生の翔は、夏休みの間の働き口を探していた。しかし、小さな田舎町には高校生のアルバイト先などなく、仕事探しは難航する。それを聞きつけた北の神主・比良利は、翔に神社で働かないかと持ち掛けた。あっという間に言いくるめられてしまった翔は、二足立ちの狐の妖たちに混じって、『出仕前』という神職の手伝いをすることになった。人語を理解できる化け狐の茶丸に面倒をみられることになり、自由で気ままな狐たちに翻弄されながら、慌ただしくも楽しい日々を送っていく。一方、『夏越の大祓』で翔が南の神主候補であることが知られ、妖たちは新たな神主候補を指導する『指南番』になって甘い汁を吸おうと、水面下で動き始める。翔に対抗心を抱いている貂の千早は、『指南番』になるために翔に直接勝負を仕掛けようと画策するのだが――。

  • 著者名: 梅野歩 著 / 六七質 絵
  • 定価:704円(税込)
  • 発売月:2020年3月
  • ISBN:978-4-07-442867-0
  • 発行:主婦の友インフォス
  • 発売元:主婦の友社

著者情報

梅野歩 著
六七質 絵

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