理想のヒモ生活11

理想のヒモ生活

理想のヒモ生活11

アウラはかねてから検討していた「宰相」と「元帥」の役職を置き、宰相にレガラド子爵フィデルを、そして元帥にプジョルを任命した。アウラの国務の負担が減ることは喜ばしくもあったが、それは同時に、望まない方向に国が進みかねない危険性も孕んでいた。更に、双王国の対応から北大陸への懸念を抱いたアウラは、フレア姫の出立に合わせて、ウップサーラ王国を訪問してほしいと善治郎に告げる。しかし、木造帆船で数ヶ月にも及ぶ危険な航海に出ることは、善治郎にとって受け入れがたい話。そこでアウラは、少しでも安全な航海にするために、なんと『瞬間移動』の魔道具を造ってもらおうと提案するのだった。

  • 著者名: 渡辺恒彦 著 / 文倉十 絵
  • 定価:671円(税込)
  • 発売月:2018/07
  • ISBN:978-4-07-433868-9
  • 発行:主婦の友インフォス
  • 発売元:主婦の友社

著者情報

渡辺恒彦 著
文倉十 絵

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