「ヒーロー文庫」の書籍・ムック
黒白の勇者
黒白の勇者 4
ベルファ王国での戦いで宿敵ザインを倒すことに成功したユキト。 仲間たちと共にフィスデイル王国へと帰還し、カイと今後のことを話し合う。 一方、フィスデイル王国では、重臣であったグレン大臣が邪竜と通じる 裏切り者であったと発覚したが、グレンは行方をくらましてしまう。 彼の残した言葉により判明したのは、ユキトの祖父もまた、 この世界を訪れていたという事実。 その事実からユキトは足跡を知りたいと願い、 カイは祖父の仲間であった竜族の男性と引き合わせると告げる。 そしてカイは、グレンや残る信奉者を捜索しつつ、 仲間のレベルアップを図るため、ユキト達は鍛練を開始する。 一方、カイは、グレンの話を聞いてから何か言い知れぬ 違和感を抱くようになっていた。 ユキトは仲間や騎士セシルと共に剣を振り、着実に成長していく。 しかし、どれだけ探しても見つからないグレンの居場所。 時間が経過し、その間にユキトは祖父の仲間であった竜族の男性と顔を合わせ、 彼から強くなるための技法を得ることになるのだった。 また、それから季節は流れ、冬から春へ変わる頃――鍛練の成果を披露する 舞台として、王城の中庭で決闘試合が行われることとなった。 ユキトや仲間、さらにセシルを始めとした騎士達もまたその武勇を示す。 決闘の最中、ユキトは思いもよらぬ事実を知ることになるが……。 仲間や騎士達の間に邪竜との戦いに勝利するという機運が高まっていく。 そしてカイは試合が行われた日、誰にも見咎められないよう一人城の外へと出た。 そしてとある存在と顔を合わせ――戦いは、誰も予想し得なかった方向へと進んでいく。
- 著者名: 陽山純樹 著 / 霜月えいと 絵
- 定価:825円(税込)
- 発売月:2022年9月
はたらけ!おじさんの森
はたらけ!おじさんの森 3
温泉のあまりの気持ち良さに、とうとうパンダがおじさん島の住民となった。 パンダの仕事を決める為、あにまる達は学級会を開くことになるのだが、 パンダのワガママ発言が飛び出す。 また、フラワー島との同盟も締結し、島民全員で遊びにいくことに。 綺麗な花が咲き誇る島にネコミ達も感激して、二つの島は親交を深める。 そんな平和な島生活がいつまでも続くかに思われたが…… おじさん島に、石ノ森翔という格闘ゲームの主人公の様な風貌のおじさんと、 獅子族のあにまる、ライオネスが訪ねてきた。 ぶどう島という『はたらけ! おじさんの森』計画第二位の島からやってきたのだ。 彼らの島はゲーム開始時、おじさんとあにまるが入り混じるバトルロイヤルを繰り広げ、 勝者となったライオネスが島リーダーを務めるという、異色の島だった。 「吾輩達は、このあにまるワールドを解放しようと思っているレオン」 彼らが目指すのはわかもの支配からの脱却。世界の解放。 そのあまりにもの意識と世界観の違いから、 おじさん島のおじさん達は混乱と気まずさを覚える。 のんびり無人島スローライフゲームから、 生きるか死ぬかの殺伐格闘ゲームへとジャンル変更? 俺より強い島に会いに来た。 一人ぶどう島に赴き、進とライオネスの一騎打ちが始まる。 だが、現在一位の進達おじさん島も黙ってはいない。 武闘派集団のリーダー、ライオネスを懐柔させる為、 おじさんの伝家の宝刀、「接待」が飛び出す! 果たして、温泉、滝、ビールにからあげは、百獣の王に通用するのか!? 疾風怒濤の第三巻、開幕!!!
- 著者名: 朱雀伸吾 著 / 深山フギン 絵
- 定価:792円(税込)
- 発売月:2022年9月
ディメンションウェーブ
ディメンションウェーブ 6
死の商人が行方不明になってからも絆達のプレイスタイルは変わることはなく、 次のディメンションウェーブイベントへの準備を行う日々を送っていた。 姉の奏の指導のもと、戦闘での連携スキルを闇影と行うなど、 イベントに貢献していく絆達。 更に手段を選ばず防御特化で挑む奏により、 パーティーの強さはより盤石となっていった。 その一方で、ディメンションウェーブのイベントは想像していたより過酷で、 やがてプレイヤー達は窮地に陥るようになってしまう。 そんな時、前回のイベントで負け越していたしぇりるが立ち上がるのだった。 彼女の考えた秘策で第四のディメンションウェーブイベントを乗り越えた絆。 その晩、アップデートで追加されたユニークスキルを発見する。 次の戦いに備えを始める絆達だったが、今度は奏をはじめ、 らるく達も行方不明になってしまう。 何かイベントに巻き込まれたのだろう…とのんきに釣りに勤しんでいた絆。 だが、ディメンションウェーブに参加する前にやりこんでいたゲームが原因となり、 慣れ親しんだ硝子達と突然の別れを迎えてしまう。 その後、奏とらるく達の導きである新たな開拓地に挑むプレイヤー達を紹介される絆。 弟子育成に農業、採掘、交換日記……のんびり釣り三昧とはいかない!?
- 著者名: アネコ ユサギ 著 / 植田 亮 絵
- 定価:814円(税込)
- 発売月:2022年9月
ポーション、わが身を助ける
ポーション、わが身を助ける 8
ドラゴンが突如出現して騒然とする王都。 討伐のため、ドラゴンハンターの一員としてカエデに与えられた仕事は 倉庫でのハイポーションの生成だった。 しかし、カエデは安全な王都ではなく、カルデノと共に魔物が徘徊する 王都の外の補給所へ向かうことになった。 防御は万全と思えた補給所であったが、巨大なトカゲが侵入して、 立ち向かったカルデノは片腕をトカゲに噛みちぐられてしまう。 カエデは、彼女を助けるために『妖精の水』と『天龍草』を手に入れ、 マキシマムポーションを作って失った腕を再生させることに成功する。 それを見たアスルは同じように手足を失うアイスのために立ち上がる。 それからしばらくして落ち着きを取り戻しつつあった王都。 しかし帰還を促す手紙が届いているはずの魔術師のコニーとラビアルは、 まだ王都に戻ってこない。 痺れを切らしたリタチスタコニーたちを探すためにカエデたちと共に出立したが、 駅で二人の男に絡まれているコニーたちを見つけた。 しかしリタチスタの顔を見て二人の男はすぐにその場を逃げるように去った。 嫌な予感がすると資料庫へ向かうリタチスタたち。 すると、カエデが元の世界に戻るために必要な転移魔法の設計書が 盗まれていることに気づく。 すぐに犯人を探し出し、設計書を取り戻そうとしたのだが すでに設計書は売り飛ばされていたのだった。 転移魔法を悪用されることを恐れたリタチスタとバロウは、設計書を追って 隣国へ旅立つことを決める。 そんな中、王都でゴトーと普通の生活を夢見るラティはゴトーの仮の体と なりうる人形の存在を知り、その人形を探して欲しいとカエデに頼む。 リタチスタたちと共に隣国・メナエベットへ向かうカエデたちであったが……。
- 著者名: 岩船晶 著 / 戸部淑 絵
- 定価:814円(税込)
- 発売月:2022年9月
傭兵団の料理番
傭兵団の料理番 15
グランエンドでかつての同僚で友人である篠目と再会したシュリ。 だが、シュリは再び遠くへと赴くこととなる。 そこはグランエンドの支配者、ギィブの末姫であるアユタが 長を務める前線基地であり、シュリをアユタの料理人にするためだった。 しかしアユタは好き嫌いが激しく、激辛料理以外を食べると 躊躇なく暴力を振るう手に負えない姫様だった。 実際に被害に遭っている前任の料理人から話を聞いたシュリは アユタに激辛以外の料理を振る舞い、この状況を打開しようと決心する。 アユタの激辛好きを改善し、シュリがここから去った後の料理人たちが 危害を加えられないようにするために行動を開始する。 だが、シュリを監査するために六天将のミコトとビカも砦に来るようになり、 さらに忙しい日々を送ることになってしまった。 ビカは鍛錬のしすぎで体を壊しかけていたところを、 シュリの料理と世話によって体調を回復させていく。 一方、ミコトはカグヤの小説の読者であることがわかり、シュリと交流を深めていく。 だが、ミコトはシュリに違和感を覚えていた。 ある疑いを持ったミコトはアユタと相談し、シュリの調査を開始するのだった。
- 著者名: 川井 昂 著 / 四季 童子 絵
- 定価:814円(税込)
- 発売月:2022年9月
落ちこぼれ竜騎士、神竜少女(バハムート)に一目惚れされる
落ちこぼれ竜騎士、神竜少女(バハムート)に一目惚れされる 4
伝説の神竜がいじめられっこ竜騎士に一目惚れ。 二人の関係に胸キュンな大人気学園ラブコメ、ついに完結!
- 著者名: 深山鈴 著 / あいに 絵
- 定価:792円(税込)
- 発売月:2022年8月
薬屋のひとりごと
薬屋のひとりごと 12
玉鶯は、蝗害は異民族のせいで起きたと憤る民を鎮める名目で、 砂欧に戦争を仕掛けようとしていた。 壬氏は戦を避けようと頭を悩ませていたが 、 玉鶯の暗殺という思わぬ形で戦を回避することになる。 しかし、領主代行を失った西都の舵を取る者がいない。 壬氏は、いやいやながら西都の政務を執ることになった。 猫猫は、心身ともに疲弊する壬氏を気遣いながら、 怪我人や病人を診る日々を送っていた。 そんなある日、壬氏は、領主代行だった玉鶯の息子たちを、 西都のために後継者として政治を教え、育成してほしいと頼まれる。 しかし、玉鶯の長男・鴟梟はどうしようもない無頼漢であった。 他の二人も後継者教育を受けたことなどないことがわかり、 猫猫は頭を抱えてしまう。 だが、猫猫たちは否応なしに西都のお家騒動に巻き込まれてしまう。 玉鶯の三人の息子たちを後継者として育成してほしいと頼まれたうえ、 鴟梟の息子・玉隼は中央から来た猫猫たちを目の敵として邪魔をしてくる。 誰が西都を継ぐのか……多くの思いが交錯する中、猫猫の元に事件が舞い込む。 玉鶯の孫たちの不仲。 醸造所で起きた食中毒。 謎の病を訴える異国の娘。 そしていつも以上に不可解な行動をする雀。 彼女の本当の目的とは一体何なのだろうか。 そして、雀の本当の顔も明かされることになるのだが---。 猫猫は無事、中央へと帰ることができるのだろうか。 そして、壬氏との関係をはっきりさせる時が来るのだろうか。 (本商品にドラマCDは付いていません)
- 著者名: 日向夏 著 / しのとうこ 絵
- 定価:792円(税込)
- 発売月:2022年7月
薬屋のひとりごと
薬屋のひとりごと 12 ドラマCD付き限定特装版
<ドラマCD出演キャスト> 悠木碧、櫻井孝宏、津田健次郎、松岡禎丞、広瀬裕也、内匠靖明、小林千晃、新田京助ほか。 <ドラマCD1 宮廷ボーイズトーク> 「何をやっているのですか? 羅半殿と馬閃さまに李白殿」 「陸孫殿、見ての通り……」 羅漢の執務室の前に集う、4人の男。 主の帰りを待ちながら、愚痴のこぼし合いが始まる。 やがてお茶談義から思わぬ方向に話が転がっていくのだが―――。 <ドラマCD2 魂の蝋燭> ある日、壬氏と高順が持ち帰った一本の蝋燭。 死者の魂を呼び戻す力があると言われ、 高値で売り出されていたという。 眉唾ものと信じない猫猫だったが……。 「この蝋燭を使って死人が蘇ったとのことです」 高順の言葉が猫猫の好奇心に炎を灯す。 <書籍 薬屋のひとりごと12> 玉鶯は、蝗害は異民族のせいで起きたと憤る民を鎮める名目で、 砂欧に戦争を仕掛けようとしていた。 壬氏は戦を避けようと頭を悩ませていたが、 玉鶯の暗殺という思わぬ形で戦を回避することになる。 しかし、領主代行を失った西都の舵を取る者がいない。 壬氏は、いやいやながら西都の政務を執ることになった。 猫猫は、心身ともに疲弊する壬氏を気遣いながら、 怪我人や病人を診る日々を送っていた。 そんなある日、壬氏は、領主代行だった玉鶯の息子たちを、 西都のために後継者として政治を教え、育成してほしいと頼まれる。 しかし、玉鶯の長男・鴟梟はどうしようもない無頼漢であった。 他の二人も後継者教育を受けたことなどないことがわかり、 猫猫は頭を抱えてしまうのだが----。
- 著者名: 日向夏 著 / しのとうこ 絵
- 定価:3,300円(税込)
- 発売月:2022年7月
拷問魔女
拷問魔女
人魚が泡になり、毒が飛び散った。 滅びに直面した世界で、君は魔女狩りに選ばれた。 私は毒を浴び、右目の魔女になった。 数多の魔女を狩って世界を守った魔女狩りは、 自らの死を求め、右目の魔女のもとを訪れた。 殺意を死で返す返報の毒を有する右目の魔女は、 ただひとり、不死の魔女狩りを殺せる存在だったから。 ただし、魔女狩りが右目の魔女を殺したいほど憎めたのならば。 右目の魔女は、待ちくたびれていた。 いつまで経っても自分を狩りに来ない魔女狩りの遅すぎる到着に、 憤りさえ覚えていた。 それでも右目の魔女は、魔女狩りへの協力を誓った。 右目の魔女が、私が、君に恋をしたから。 最後の希望に殺意を抱かなければならない、 魔女狩りが陥った最悪の自己矛盾を解消するため、 右目の魔女は提案する。 「これまでに君がされて嫌だったことを、私がやるのはどうかしら」 「……拷問ですね」。 魔女狩りは語り始める。 長靴、オーストリア式梯子、掃除屋の娘……凍える寒い冬、廃墟に監禁され、 絶え間なく浴び続けた暴力と苦痛についての記憶を――。 そして、右目の魔女と魔女狩りは、かつて魔女狩りが受けた拷問を再現するため、 工夫と失敗、工作と成功を積み重ねる。 柿バターをたっぷりのせたトースト、桜木町駅前広場のチョコアイス、 赤レンガ倉庫の飲茶――ひどく暑い夏、ふたりで横浜を歩き回り、 他愛ないおしゃべりに耽りながら。 魔女と魔女狩りは拷問と日常を往還し、互いを知っていく。 望む結末から遠ざかってしまうと理解しながら、少しずつ惹かれあう……。 どうでもよさそうな曇り空の下、拷問とガーリーな日常が始まる。 「ガール ミーツ ガール」と呼ぶには裏表がありすぎる、二人の少女の物語。
- 著者名: 中野 在太 著 / とよた瑣織 絵
- 定価:792円(税込)
- 発売月:2022年6月
転生少女の履歴書
転生少女の履歴書 12
王国軍対反乱軍の戦争が始まった。 何とかして戦争を止めたいリョウの前に、 隷属魔法にかかっていると思い込んでいる 王国最強の魔法使いヘンリー王弟が現れる。 ヘンリーは、反乱軍の独立を許す代わりに、 リョウと自分との婚姻を提案してくる。 婚姻を了承すれば、穏便に戦争が終わるという。 戦争か望まない結婚か……リョウは複雑な思いを抱えながらも、 その提案をのもうとした時、アランがやってくる。 アランは、それはどちらのためにもならないと訴えた。 一方、新しい国、神聖ウヨーリ聖国が誕生した。 聖国でリョウは、「女神」としてその国を治めることになった。 暴走しがちなタゴサクを抑えながらも、 革命後の国の安定のために尽力するリョウ。 また、アランのことも気にかかっていた。 幼い頃から一緒だったアランは、今はカスタール王国に 残っていて二人は離れ離れ。 しかも、リョウがアランに手紙を送っても返事一つかえってこない。 思い悩むリョウを見かねて、会いに行ってはどうかと 友人のカテリーナ達が言ってくれるが、女神である自分を拠り所にして生きている、 神聖ウヨーリ聖国の国民のことを考えると個人的な事情で国外に出るのもはばかられる。 やがて、リョウのもとにアランが出奔したという報告が入る。 行先は、船でしか行き来ができない遠い国だと聞いて、 リョウはある決心をするのだった----。
- 著者名: 唐澤 和希 著 / 桑島 黎音 絵
- 定価:792円(税込)
- 発売月:2022年6月