「ライトノベル」の書籍・ムック
神様は少々私に手厳しい
神様は少々私に手厳しい6
巡礼の滝から落とされたカズキとルーナは洞窟で目を覚ます。どうにか一命をとりとめた二人は、迎えに来た住人に案内されてとある場所に辿り着いた。そこは、驚くほどのどかで、大人も子供もいる小さな村だった。どうやら巡礼の滝から落とされて生き延びた人たちが集まって、村を築いたらしい。ルーナと兄妹という設定にしてしばらくそこで暮らすことになったカズキは、一緒に料理をしたり、同じベッドで眠ったりと穏やかで幸せな時間を過ごす。一生この平穏な時間を過ごしたいと願いつつ、再会を約束したアリス達の元へ戻らなければいけないと、二人は帰る手段を探すのだが、住人たちは、村からは決して出られないと言い――。
- 著者名: 守野伊音 著 / 戸部淑 絵
- 定価:704円(税込)
- 発売月:2019年6月
お人よし悪魔と駄女神さま
お人よし悪魔と駄女神さま1
冒険者として活動していた青年ヨシュアは、既定の魔物討伐依頼を受けなかったために、冒険者をクビになってしまった。身分証も剥奪されてしまったので、仕方なく誰もいない遠くの土地で暮らすことに決める。人里から離れ、荒れた土地でこれからのことを考えていると、突然、女性の助けを求める悲鳴が聞こえた。駆けつけると、白い羽を生やした美しい女性が、二人の男に羽交い絞めにされていた。女性を救い出したヨシュアは、行き場がないという女性ララを一緒に住まわせることにする。すると、自称・豊穣の女神と名乗ったララは、あっという間に荒れた土地を復活させてしまう。二人は自給自足しつつのんびり暮らすはずだったのだが、お人よしなヨシュアは、次から次へと人助けに首を突っ込んでいってしまい――。
- 著者名: 瑞沢ゆう 著 / とよた瑣織 絵
- 定価:693円(税込)
- 発売月:2019年5月
アンリミテッド・レベル
アンリミテッド・レベル3
ドラゴン討伐を終えた日下部虎次。新たに仲間になった円花と共に、オーガス勇国の中心地レメアルへ上陸する。到着後、手分けして図書館での調査と、街中での調査班に分かれる。普段は冷静沈着な円花だったが、蔵書の山を見ると目の色が変わる。あまりの変貌ぶりに驚きと呆れを抑えきれない虎次と莉依。円花の新たな一面を発見しつつも、調査は遅々として進まない。知ったのは、八重樫愛果が城内に連れて行かれたらしいこと、そして図書館の重要図書に転移に関する書籍があるかもしれないことだった。そんな中、レメアルのオーガス城で、勇王ロメルの演説が始まる。それはオーガス全域において催される勇王祭の開催演説だった。虎次達には関係のないことだった、その時までは。勇王ロメルの横には、ある日本人が立っていたのだ―――。
- 著者名: 鏑木カヅキ 著 / 西出ケンゴロー 絵
- 定価:715円(税込)
- 発売月:2019年5月
神様は少々私に手厳しい
神様は少々私に手厳しい5
ルーナとアリス、そしてユアンとともにガリザザへ出発したカズキ。ルーナの記憶は戻らず、ユアンも子供に返ったままだったが、船上ではそれなりに平穏に日々を過ごしていた。しかし突然の嵐によって船は難破。次に目を覚ましたときには、何故かガリザザの兵士とともに囚われていた。ガリザザの皇子ディナストは、罠に人間を嵌めて上から見学する遊戯にハマっているとのこと。とんでもなく悪趣味な自体に巻き込まれたカズキ達だったがアリスとルーナの持ち前の運動神経により、一同は何とか試練をクリアしていく。しかし、同じ闘技場に囚われ、仲間だと思っていたはずの男たちに突如として剣を突きつけられてしまい――。
- 著者名: 守野伊音 著 / 戸部淑 絵
- 定価:715円(税込)
- 発売月:2019年5月
辺境魔法学校
辺境魔法学校3
十人目のウトナピシュテヌとなった神宮寺は、監視の意味も込めて辺境魔法学校で働いていた。魔法先生の目的であった十人目が誕生した今、新たな生徒は必要がないはずだったのだが、何故か再び学生募集をするという話になる。神宮寺は今度は教師役として、辺境魔法学校の授業に参加することになった。すると、かつての学友の月形と嘉納から、それぞれある生徒を気にかけてほしいと頼まれる。何やら裏事情があると察するのだが、学生募集の真意はわからないまま。神宮寺は過去の自分たちと重ねながら、生徒に接していくのだが――。
- 著者名: 金暮銀 著 / 輪くすさが 絵
- 定価:682円(税込)
- 発売月:2019年5月
青雲を駆ける
青雲を駆ける5
フランコからの要請で、島の東側の村を回ることになったエイジ。鍛冶師として東の村に道具を作ることが主目的ではあるが、東の村には、この島を作ったご先祖様が最初に立ち寄った浜があると聞き、日本に繋がる手掛かりがあるかもしれないと考える。弟子のピエトロ、ダンテ、レオ、カタリーナを連れて旅立つことになったのだが、その前日、タニアが嫌な胸騒ぎがすると言って出立を引き留める。さらには巫女のアデーレまでもがこの旅に不穏な神託を受けたと言い、エイジは不安を抱えたまま、シエナ村を発つことになった。まずはナツィオーニの町に行き、ナツィオーニとフランコから目的地を聞く。今回の派遣は東の村と西の村の関係を取り持つための一環であり、エイジたちに危険はないと言うのだが――。
- 著者名: 肥前文俊 著 / 3 絵
- 定価:693円(税込)
- 発売月:2019年5月
転生少女の履歴書
転生少女の履歴書8
リョウたちは学園を卒業し、長かった学生生活も遂に終わりを迎えることになった。学園で知り合った人たちとの別れを惜しみつつ、領地に戻ったり、騎士になったりと、それぞれが新たな道を歩みだしていった。リョウは白カラス商会の活動に本格的に力を入れていくのだが、ある日、盗賊団に荷物が奪われてしまったと報告が入る。聞けば近頃、生活用品を乗せた荷馬車が多く被害にあっているようで、盗賊団の退治に乗り出すことになった。アジトに辿り着いたリョウたちは、リーダー格の男一人を捕まえることで穏便に済まそうと交渉していると、血相を変えた男が村に戻ってきた。その男は間違って魔法使いが乗った馬車を襲ってしまったと言うのだが――。
- 著者名: 唐澤和希 著 / 桑島黎音 絵
- 定価:704円(税込)
- 発売月:2019年5月
ネクストライフ
ネクストライフ15
ホルディア王国内の治世も安定しはじめ、人手が足りるようになってきたので、新しい交易品や物資を探しに行こうという話が持ち上がった。イザベラの提案もあり、マリウスたち一行はマジックアイテムが栄えているというランレオ王国へと向かうことになる。そこでランレオの案内役として現れたのは、かつて在学していたクラウス王立魔道学園や魔演祭でも会ったことがある、ランレオの王女・バーラだった。バーラはマリウスの魔法に強く興味を抱いているようで、ぜひ手合わせをしたいとお願いしてくるのだが――。
- 著者名: 相野仁 著 / マニャ子 絵
- 定価:704円(税込)
- 発売月:2019年5月
察知されない最強職(ルール・ブレーカー)
察知されない最強職(ルール・ブレーカー)4
アインビストから再びポーンソニア王国へ戻ってきたヒカルは、無実の罪を着せられているラヴィアに太陽の下を歩けるようになってほしいと強く思い始める。王位継承争いで混乱している今ならば指名手配を解く方法があるかもしれないと考え、ヒカルは王宮内に忍び込み、王女クジャストリアと接触する。そこで知ったのは、王女がローランドの知り合いだったという事実。さらに、クジャストリアが王の座につくためには三家ある公爵家すべての賛成が必要なのだという。しかしそのうちの一つ、ナイトブレイズ家の次期当主は原因不明の病に伏せており、父親である公爵は執務もままならないらしい。ローランドとの縁もあり、事態の収拾に手を貸すことにしたヒカルは、病の原因を確かめるために公爵家に向かうのだが――。
- 著者名: 三上康明 著 / 八城惺架 絵
- 定価:715円(税込)
- 発売月:2019年4月
たのしい傭兵団
たのしい傭兵団4
傭兵団同士の抗争に勝利し、ビムラの最大手にまで登りつめた山猫傭兵団。それは業界内の勢力図が大きく塗り替わり、大きな注目が集まることを意味していた。団員たちの生活向上のため、密かに商工ギルドに属さない商売を始めたウィラード。しかし、傭兵が自分たちの既得権益に侵食してくることを権力者たちが許すはずがなかった。ビムラ中央会議議長、エルツマイユが選んだ方法はそれを潰すことではなく懐柔。「本日はそちらのウィラード・シャマリ殿に、おめでたいお話をお持ちいたしました」長老会からの使者によって持ち込まれた縁談。それは団員たちを巻き込んでの大騒ぎを呼び起こす。なぜなら、結婚相手として選ばれたのが……。
- 著者名: 上宮将徳 著 / 望月朔 絵
- 定価:715円(税込)
- 発売月:2019年4月