「ライトノベル」の書籍・ムック
第六皇女殿下は黒騎士様の花嫁様
第六皇女殿下は黒騎士様の花嫁様3
ウィンター・ローゼに到着した第六皇女ヴィクトリアは、魔術を存分に使って温泉掘削をしたり、次々に新しいアイデアを出したりと、辺境開拓を進めていた。このまま順調に計画が進むかと思われたが、残酷な事件が起きてしまう。その事件の真相を知ったヴィクトリアは、街を観光業で発展させるためには娼館も必要なのではないか、と思い至り、アレクシスには内緒で娼館設立のために動き始める。しかし、ヴィクトリア本人が帝都の娼館街に出かけたことを知ったアレクシスは、危険なことをしないでくれとヴィクトリアに怒ってしまう。二人は初めて衝突してしまうのだが――。
- 著者名: 翠川稜 著 / 赤井てら 絵
- 定価:704円(税込)
- 発売月:2019年8月
鑑定能力で調合師になります
鑑定能力で調合師になります10
海水浴から王都に帰ってきたツカサたちは、貴族街がやけに静かなことに違和感を覚える。その翌日、ツカサの元に診察の依頼が入り、患者を鑑定すると症状の欄に「硬直」の文字があった。足に切り傷があり、貴族街で何かを踏んだかもしれない、という証言をもとに貴族街で原因を探すのだが、見つからない。違うところを探してみようと思い貧困街に向かうと、最近体調を崩している人が多いという話を耳にする。そこで体調不良の人を鑑定してみると、なんとその人物も「硬直」が始まっているようで――。
- 著者名: 空野進 著 / ともぞ 絵
- 定価:704円(税込)
- 発売月:2019年8月
最弱の弟子
最弱の弟子
「師匠」に育てられながら、十年間格闘術の鍛錬に励んだ少年ジェセットは、十五歳になっても師匠に一撃も与えられないダメ弟子として、ある日突然、破門を宣告されてしまう。仕方なく師匠の元を去ることになったジェセットは道中で遭遇したドラゴンモドキを倒しながら、王都へとたどり着いた。いつか師匠に一発見舞ってやると誓い、強くなるための修行を続けようと考えていると、ちょうど王都で武闘会が開催されることを知る。ジェセットも参加しようとするのだが、周囲から子供だとバカにされ、取り合ってもらえない。しかしそこに、騒ぎを聞きつけた王女アラニスが現れて――。
- 著者名: 高崎三吉 著 / 鍋島テツヒロ 絵
- 定価:704円(税込)
- 発売月:2019年8月
燦然のソウルスピナ
燦然のソウルスピナ2
聖騎士:アシュレたち一行は、荒廃した廃王国をあとに青く輝く海の向こう、カテル島を目指していた。法王庁からの追及を逃れるための逃避行。それは聖騎士としての資格を失い、家門を潰しかねない苦渋の選択だった。それでも、信じた仲間たちのため、アシュレは一歩を踏み出す。だが、その直後、激戦の傷と疲れから意識を失い倒れ込んでしまう。そして、ふたたび目を覚ましたとき、そこに待ち受けていたのは想像を絶する光景だった―――。
- 著者名: 蕗字歩 著 / 蕗字歩 著
- 定価:737円(税込)
- 発売月:2019年8月
クール・エール
クール・エール2
生贄として召喚された異世界で、最強の水属性魔導士となったソーマ。アリスのあたたかさとアイザンの贖罪に救われ、水の大精霊として生きることを決意する。「戦争をなくし、不幸な子供たちを救いたい」。そんなアリスの夢を知ったソーマはアリスを愛し、世界を制することでその夢を叶えることを約束する。それは、「この世界から召喚魔法を消し去る」というソーマの目的を達成するためでもあった。アリスもソーマの冷たさの中にあるあたたかさと、そして強さの中の危うさに気がつく。自分のために全てを捧げられてしまうソーマの哀しさを救いたい……。互いに愛し合い、誓い合うソーマとアリスは唯一無二のパートナーとなり、その夢のために新たなる人生を歩み出すのだった。
- 著者名: 砂押司 著 / 霜月えいと 絵
- 定価:715円(税込)
- 発売月:2019年8月
サトコのパン屋、異世界へ行く
サトコのパン屋、異世界へ行く2
ファタルに到着したサトコたち。先代様の『狩りの城』での、新しい生活が始まった。厨房にでんと鎮座するのは、おじいちゃんの立派な石窯だ。生地を手で捏ね、薪を燃やして、サトコとコジマは石窯でのパン作りに挑戦する。一方、近衛士たちは旅で負った傷がまだ癒えない。とくにアルゴは重傷で昏睡状態、コズサ姫は一睡もせずにつきっきり。様子を見に行ったサトコは、そこで姫の本音を聞いてしまう。「エードの姫に生まれたことが、一番の不始末じゃ! 」やがて回復したアルゴが目覚めるも、つきそった姫を差し置いて開口一番コジマを呼ぶ始末。腹を立てたコズサ姫は魔法で姿を隠してしまうのだが―――。
- 著者名: 塚本悠真 著 / 丹地陽子 絵
- 定価:737円(税込)
- 発売月:2019年8月
十歳の最強魔導師
十歳の最強魔導師6
魔法学校に通うテテルはとても体が丈夫で、元気が取り柄の少女。しかしある日、そんなテテルが急に動けなくなってしまう。ナヴィラ族の特殊な体質はわからないことが多いようで、故郷の専門医に診せたほうがいいという話になり、フェリスたちはテテルを故郷に送り届けることになった。険しい山道を進み辿り着いたナヴィラ族の里で話を聞くのだが、テテルの体調不良はナヴィラ族の秘密に関わるということで、原因を教えてもらうことができなかった。友達を放っておけないフェリス達はいてもたってもいられず、こっそりと長老の後をつけていく。長老が向かった先にあったものは、『叡智の樹』と呼ばれる天まで伸びる巨大な柱で――。
- 著者名: 天乃聖樹 著 / フカヒレ 絵
- 定価:704円(税込)
- 発売月:2019年7月
嘘つき戦姫、迷宮をゆく
嘘つき戦姫、迷宮をゆく5
クランバトルで『栄光の道』に勝利したリルドールたちはコロネルを取り戻し、クラン『無限の灯』として慌ただしく活動を続けていた。そんな折、リルドールは決闘で負けて追放されて以来、一度も戻っていなかった実家から呼び出しを受ける。そこで父親から、五十階層主討伐の褒賞として、叙勲の話が来ていると聞かされた。リルドールは家族との確執に揺れながらも、ようやく手にし始めた栄光に、明るい未来を思い描いていく。そして迎えた叙勲式当日。華やかなドレスを身にまとったリルドールたちはそこで、すっかり破壊され、血に塗れた会場を目にする。呆然とする彼女たちの前に現れた男は、コロネルの育ての親のような存在、クルクルだった――。
- 著者名: 佐藤真登 著 / 霜月えいと 絵
- 定価:715円(税込)
- 発売月:2019年7月
異世界落語
異世界落語6
現代の噺家・楽々亭一福は、マドカピア王国でも変わらずに落語を披露し続けていた。一福を気に入っているモーニングラウンド王は、正式に宮廷ハナシカにならないか、と持ち掛けるのだが、一福はその誘いを断ってしまう。「自分は落語をやるだけ」というスタンスを頑なに崩さない一福に疑問を抱いたアヤメは、闇魔法を使って寝ている一福の過去を覗き見る。そこに見たのは師匠の七福や弟弟子の多ら福とともに、平和な世界で落語を披露している一福の姿だった。しかし、一福の幼馴染の女性、小春の婚約を巡って、事態は想定外の方向に動いていき――。
- 著者名: 朱雀新吾 著 / 深山フギン 絵
- 定価:704円(税込)
- 発売月:2019年7月
魔王の処刑人
魔王の処刑人2
大穴へと落下していったサビトガ達は、地底で『魔王』と相対した。操られた少女を救うため、サビトガ達は魔王に立ち向かうのだが、刺されても尚生きている自然の摂理を外れた姿を見て、魔王は『不死の水』を飲んで不死者になったのだと、少女は推測する。魔王が告げたのは、島に存在する全ての『魔の者』を駆逐すること。それこそが不死の水を手に入れる方法だと言い、魔王は消え去った。サビトガ達はその言葉を訝しみつつも、ひとまずは島の探索を続けていく。同じ頃、魔の島の案内人の元に、白装束の男たちが現れる。男が魔の島に案内した人物は「ルイン連邦史上、最悪の殺人鬼」であると言い、咎人に手を貸したことを追及する。殺人鬼を追って来た白装束の男らは、自分も同じように魔の島へ案内するように求めていて――。
- 著者名: 真島文吉 著 / とよた瑣織 絵
- 定価:704円(税込)
- 発売月:2019年7月